【偏差値45から60にUP】同志社大学商学部に合格!山口さん編

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みなさんこんにちは、武田塾の清水です。
今回も武田塾 名古屋校から合格者インタビューをお届けします。

今回は1年間浪人生として武田塾 名古校に通いながら京都府に校舎を構え、52.5〜62.5もの偏差値を誇る関西のGMARCH「関関同立」の1つ、同志社大学商学部に合格した生徒さん、山口さんです。

現役の時の勉強方法と武田塾に入塾を決めた理由、入塾から受験合格までの道のりなどをみなさんにも詳しく紹介していきます。

現役時代の状況・勉強方法

現役時代、山口さんは自習利用で塾に通いながら自分なりに勉強方法を模索したり、友達おすすめの勉強方法を取り入れて実践してみたりと、試行錯誤していたのですがなかなか自分に合う勉強方法に出会うことができず、最後まで基礎を固めることができないままの状態で終わってしまいます。

山口さんのお父様が「塾反対!授業反対!自習重視!基礎大事!」という思考を持たれた方で、「基礎が固まっていないのに塾に通うのは贅沢だ!」という考えだったため現役時代は塾に通うことなく、自習室だけ通う形となっていました。

自学自習で基礎を自分の力でしっかりと固めてから授業を受けるべき!という考えは武田塾でも同じ。しかし基礎を固めるにあたっても自分1人ではなかなか最適な学習方法に出会うことができず、うまくいかない部分が多かった現役時代。

そこで山口さんは自学自習を管理・指導してくれる武田塾を選びました。

塾探しのポイント

自学自習のサポート・指導をしてくれる武田塾に入塾をしたのですが、実際に浪人が決まり、塾探しを始めた山口さんの「塾探しのポイント」、そして塾反対派であるお父様をどのように説得したのかなどについてを紹介します。

先ほどもお話した通り、山口さんのお父様は塾反対!その理由としては、授業を受けるだけで結局自分で復習をしないから受けたところで成績は伸びない!という思いがありました。この考え方は本当にその通りで、授業で授業を受けてその場ではわかったつもりになっても復習を経て根本から理解をしないと完璧に理解したとは言えません。

しかし、武田塾では授業を行わないので自分自身で行う学習ベースに指導を進めていくという武田塾の方針がお父様の考えとマッチしていたため「話を聞いてみようか」という流れに持って行くことに成功。塾反対派のお父様でも即決。OKをもらうことができたそうです。

実際に入塾を経て、学習方法の違い

実際に武田塾に入塾をし、武田塾の方針で勉強を進めてみて現役時代に行っていた勉強方法との違いはあったのかについて見ていきましょう。

実際に武田塾で勉強をした感想は、
「今までやっていた自学自習って何だったんだろう」
でした。

自学自習と一言で言っても勉強方法や人によって内容が大きく異なるのですが、武田塾で勉強をしたところ「これこそが自学自習か」と本来の自学自習のスタイル、本当の勉強方法に出会うことができ、基礎固めをしっかりと進めていくのですあ、やはり基礎固めが結構きつかったという山口さん。

基礎の単語を勉強する時点で本当に覚えているのかについて塾でテストを行うのですが、勉強をしている時はわかっている・覚えられているつもりでも実際にテストを受けると「全然わかってないじゃん」「本当は身についていないじゃん」と本当は身についていないということを知る機会ができ、再度繰り返して勉強をすることで1つ1つしっかりと身につけることができたそうです。

毎週、勉強の成果が数値化されるため、現時点での課題が露わになります。

担当講師はもともと武田塾の生徒さんだったため特に基礎を重視しており、基礎が固まっていないのに発展したものなんて解けない!とにかく基礎を固めよう!と基礎固めを口酸っぱく言うような熱血講師で、少しでもサボると講師に「あれ、どうした??」「ちょっと甘いんじゃない?」と厳しめに指導をしてもらえたことでしっかりとやるようになりました。

基礎重視なお父様と基礎重視な担当講師に挟まれたことで、自分の弱点を埋めることのできる環境に身を置くことができ、しっかりと基礎を固めることができました。

成績の上がり方|英語・国語・日本史

ここからは山口さんが武田塾で選択していた英語・国語・日本史の3科目がどのように成績が上がっていたのかについて紹介します。

各科目にフォーカスして流れを解説していくので、参考にしてください。

得意科目だったけど基礎から固めた英語

中学生の時の英語の先生が好きな先生だったこと、そして進学した高校も英語を重視田高校だったこともあり英語の偏差値はもともと60を超えており、長文を読むことが得意だった山口さんですが、基礎である単語や文法に関しては抜けている箇所が多くありました。

高校で英語が得意!という方でも実際に基礎の単語や文法が抜けていることは多くあるのですが、山口さんもそういうタイプでした。

4月入塾後、「大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】」「システム英単語」2冊の参考書を用いて基礎固めから始めるものの、長文読解を得意とする山口さんにとって単語や文法を覚えた作業は最初はつまらなかったのですが、品詞区分や非制限用法など「この使い方はこういう名前が付いているのか!」「この単語ってこういう意味もあるのか!」という発見がありためになります。

「大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】」は本当に英語が苦手な受験生や映画が嫌いな受験生が取り組む参考書というイメージがあると思うのですが、偏差値60超えの生徒さんがやってもしっかり得るものがあるほどの参考書になっているので、武田塾のルートにも入っており、ぜひ英語の基礎固めで活用してほしい参考書の1つです。

その後は、「スクランブル英文法・語法 4th Edition」を使用して英文解釈を行ったことで基礎で身につけた知識が強化され、元々得意だった強化をより確実なものにすることができました。

また、英文がしっかりと精読できているのかについては「関正生のThe Rules 英語長文問題集 1入試基礎」「大学入試問題集 関正生の英文法ポラリス[1 標準レベル]」を使用して勉強し、担当講師に抜き打ちで問題を出してもらい、答えていくという流れを何回か行うことで徐々に慣れていきました。

偏差値45スタートの国語・日本史

次は、現役の時に受験をした河合塾が実施している高3生・高卒生対象模試「全統プレ共通テスト」で偏差値45からスタートをした国語と日本史についてみていきましょう。

国語
まずは国語。

高校の国語の先生とは仲が良かったものの成績は上がらないまま現役が終わってしまったものの、武田塾のルートの初期の方で「読解の方法」「読み方」を「大学入試柳生好之の現代文プラチナルール」の参考書を通して身につけ、読み方が分かったことで、現代文は読み方がわからないと解くことができないということに気が付いたとのことでした。

それ以降は、自己流に読むのではなく、ちゃんと論理的に読むという訓練をしたことで着実に成績が上がりました。

文章が読めるようにはなりましたが、文章の前後関係や論理発展などに関してはまだ弱い部分が目立っていたので欲しい要素を講師に伝え、目的にあった参考書を教えてもらって勉強を進め、参考書を通して国語の問題を解く武器を手に入れ、引きの使い方を講師に教えてもらう流れで国語の勉強を進めていきます。

古文・漢文

古文漢文も基礎固めで単語帳から取り掛かります。まずは確実に基礎を覚えることができるように「漢文早覚え速答法」を活用して基礎を徹底的に固めたのですが、単語1つに色々な意味があり、その意味を1つ1つ覚えるのに苦労しました。

古文は基礎を固めるのに時間がかかってしまい、最初の頃は参考書20ページを勉強するのに3時間ほどかけていたのですが、そこを脱出後は読解に入るも、読解もうまくいかず。

文法や単語はできるようになったものの実際に読むとなると文脈も理解する必要性があり、なかなか読むことができなかったので、このまま進んでも意味がないということで「大学入試問題集 岡本梨奈の古文ポラリス[1 基礎レベル]」で勉強をし、2~3周したあたりでようやく現代語訳が使いこなせるようになりました。

みなさんはどうですか?参考書を3周したことありますか?
参考書は1周やっておわりになってしまう人が多いので、ぜひしっかりとやり直して何周もするようにしましょう。

古文の勉強をしながら講師に指摘される箇所がいくつかあったのですが、指摘された箇所はすべて自分では気が付くことのできない箇所だったので、抜けている部分・指摘された部分を改善しながら改善点や方法も教えてもらうことで最終的に点数を取れるようになりました。

日本史

日本史も古文・漢文同様に基礎があまり暗記できていない状態からのスタートです。

現役時代はストーリー性を重視していたため覚えることが苦手だった山口さんですが、武田塾の講師に「小説を読む時も人物名を完璧に覚えてから読む人はいないでしょ?まずはストーリーを固めてから、ストーリーと人物を紐づけしていこう」というアドバイスをもらい、まずは「金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本」を活用してストーリーを把握し、「一問一答」でストーリーと人物を紐づけする作業に取り掛かります。

「金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本」と「一問一答」は情報量に差があるので「金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本」よりも情報量とボリュームの多い「一問一答」に移動した時は結構きつかった様子。

最初はなかなか頭に入らず、覚えるのに苦労しましたが、講師のアドバイスとサポートをもとに次第に読み方を身につけ、「一問一答」のより効率的な使い方を習得しました。

現役のころはずっと読んでるだけ、ずっと見てるだけという勉強方法が多かったため、「これ覚えておけばいいのかな?」と思う箇所を暗記していただけで、それが何なのかあまり理解できていなかったのですが、武田塾で効率のいい勉強方法を学びます。

時代もぐちゃぐちゃだし、人物とストーリーのつながりもわからず、単語は把握して引き出しは用意できたものの実際に模試や入試ではその引き出しをうまく使いこなせない、うまく答えられないという結果が数字に出てしまっていました。

現役時代に基礎をおろそかにしていたこともあったので、夏終盤頃までは基礎に手こずるものの夏~秋にかけて「実力をつける日本史100題」を使用して実践的にアウトプットを始めたあたりからは得点力が高くなり、日本史も成績を伸ばすことに無事成功。

国語・英語・日本史の3教科全てを伸ばし無事同志社大学に合格|まとめ

国語・英語・日本史、3教科すべての偏差値・得点を伸ばしたことで無事志望校の同志社大学に合格を掴み取りました。

1年間浪人生として武田塾で特訓を受け、山口さん的に「入門英文解釈の技術70」の参考書が役に立ったとのことです。英語が得意な子は長文読解などで雰囲気読みをしてしまうのですが、「入門英文解釈の技術70」を使用することで文の構造や難しい文章に出会ったときに必要な文構造の理解を補うことができたとのこと。

しっかりと基礎を固めることに集中し、徐々にアウトプットを通して実力を身につけたことで偏差値を伸ばすことに成功し、無事、志望校の同志社大学への合格を掴み取りました。

おめでとうございます!

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  • 1.大学の偏差値・入試科目を知ろう!
  • 2.大学別の傾向と対策を知ろう!
  • 3.教科ごとの勉強法を知ろう!
  • 4.各教科、どんな参考書を
    使えばいいかを知ろう!
  • 5.参考書ごとの使い方を知ろう!